白内障手術の3面切開術で間違えること

2021年11月23日 0 Comments

今日は眼科の医師と少し言い争いになって、後々反省したことのお話です。

先のブログでも眼科の医師は局所麻酔術で患者さんが動くうえに、

マイクロ下で手術をするため、わりと感情を表に出す場面が多いとお話ししました。

私の働く病院でも、わりとよく見る光景で、

若い看護師達はその特有の雰囲気に委縮しているなぁと感じることが多々あります。。

今日は白内障手術である眼科医の場合、1面切開と3面切開について

準備するものが異なり、叱責されたことに納得ができず、

言い争いになりました。

結論からいうと私の理解が足りてなかったということなのですが、

タイトルにある1面切開が1ポート手術であること思っていました。

あるいは3面切開が3ポート切開とも思っていました。

白内障の場合、12時の方向に、2.5mmくらいの小切開創

4時8時くらいの方向にサイドポートを切開します。

この小切開層(U/Sチップやレンズを入れる層)の時に

1面構造で切開するのか、3面構造で切開するのかという話でした。

結果的には1面切開でやっていたわけで無駄なものが出ていると叱責をうけたわけですが…。

この面構造の切開って、器械出しから見ていてもまったくわからないんですよね。

手元でもぞもぞと動かしているので、3面切開なのか1面なのかがよくわからない。

横に2つあけて輪部に1つと勘違いしても仕方ないような。

ちゃんとあとからどうしたら良かったのかなど話し合いましたが、

叱責されて何も言わずにいるよりは、ちゃんと言い分をいって、

納得いくまで話して、次に同じ過ちをしないようしたほうが建設的なのかなぁと思います。

長い目で見たら、それが正しいと体感していますので。

 

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