横紋筋融解症がわからない
今日はいまどこの病院でもはじまっているである特定看護行為の研修中のお話です。
私が特定看護行為をとりにいっているわけではないのですが、
同僚にとろうとしている人がいて、その中で敗血症時の横紋筋融解症はなぜおこるのか?
と質問されました。
これが調べても調べてもなかなかわからないのです。
特定行為の事例ではケモを先行して、食道がん手術をした患者が急変するというお話でした。
呼吸機能の著しい低下とDICの併発、横紋筋融解を示すCK値の上昇がありました。
このさまざまな病態の発生機序がうまく説明できないのです。
紙面上の事例なのである程度は仕方ないことですが・・・。
術後感染が行っていることは間違えなく、それにともなって上のような病態となっている。
ケモをおこなっており、感染しやすい状態にある。
好中球値があまりなく、感染に耐えられなかった結果、全身に感染がひろがっている。
肝機能が低下し、乳酸の分解も難しくなり、からだがガス欠のような状態になっている。
だから?横紋筋が融解するのか???
糖や脂肪の分解が難しくなり、たんぱく質を分解してエネルギーを捻出しようとしているのか?
うまく説明ができないんです。
ということでひとつずつの原因をあらいだして、つなげて考えてみたいと思いました。
横紋筋融解症という部分について調べていくと、
病因が感染症かあるいは食道がんかあるいはその両方かということになります。
今回は感染症を起因として横紋筋融解症を起こしたと仮定します。
細菌あるいはウィルス感染により、それが筋肉の細胞質に入り壊死をおこしはじめた。
その結果ミオグロビンが放出された。結果CK値が上昇する。
横紋筋融解症は急性腎不全を引き起こすと報告されていました。
今回も軽度の腎機能障害が見られていました。
横紋筋融解症では血小板とミオグロビン、ヘムの関係で尿細管細胞を障害するとなっています。
DICは血管内凝固ですからふんだんにいちぶの血液にふんだんにある血小板がミオグロビンと結びつけば、腎障害は引き起こします。
このまま感染に対してなにもしなければ、横紋筋は融解しつづけて、ミオグロビンと血小板の作用により急性腎不全を起こすということになります。
そういえば、手術室では大腸穿孔の悪い人なんかは麻酔のときにブラッドアクセスを入れることが多いのですが、
これはそれらを見越して入れているということなんだろうなぁとあらためて思いました。
まだ完全に理解はできてないので、今後またブログに意見をいれていきたいと思います。