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今日はなんともやるせない出来事がありました。 夜勤に入ってすぐのコールだったのですが、 心臓外科の医師から「AAAの切迫破裂がいるので手術室は対応できますか?」という問い合わせでした。 ところが、その日に限って定期手術は …
手術室にいて、一番であうであろう癌の手術。 大腸がん、胃がん、肺がん、腎がん、前立腺がん、膀胱がん きりがありません。 それだけ手術室にいると毎日がん患者さんの手術を行っています。 むしろがんじゃないほうが少ないと思いま …
今日は眼科の医師と少し言い争いになって、後々反省したことのお話です。 先のブログでも眼科の医師は局所麻酔術で患者さんが動くうえに、 マイクロ下で手術をするため、わりと感情を表に出す場面が多いとお話ししました。 私の働く病 …
今日は出張医の麻酔科と手術をしたのですが、正直ストレスを感じていました。 私の働く病院では毎日のように出張の先生が来ます。 毎日のように来るので、曜日によって決まった先生が来ることが多いのです。 ところが今日は見慣れない …
今日は器械だしというよりは器械だしがない手術の準備のお話です。 私の病院ではハイブリット手術室(透視ができるカテ用の手術室)があります。 食道癌の末期で癌が左主気管支まで及んでいるため、穴をとじる目的で 気管支ステントを …
今日は夜勤だったのですが、 夜勤に変わった瞬間、電動ノコギリで手首を切った患者さんが最接着の申し入れがきました。 話をきくと、お昼過ぎにプラスチックの板を切っていたところ、 操作を誤って、手首に振り下ろししまったというの …
代謝性アシドーシスの時に使われるメイロン 昨日、ショック状態の患者さんが運ばれてきて、Phを測定したらなんと7.15でした。 BEも-17という状態です。 これはもう一度心臓がとまったのではないかというくらいアシドーシス …
さて、今日は休日出勤だったのですが、 緊急で尿管ステント留置の依頼がきました。 右側の腎臓が水腎症になっていて、尿路感染症になっていました。 要するに膿様のおしっこがでているというのです。 それだけならよくある手術なので …
今日は筋ジストロフィーと麻酔(特に筋弛緩剤)に関係したお話です。 朝のミーティングで患者本人ではないけど、家族に筋ジス患者さんがいて、 その場合、筋弛緩剤はどうしたらいいのか?という話になりました。 私の手術室看護師の経 …
今日はいまどこの病院でもはじまっているである特定看護行為の研修中のお話です。 私が特定看護行為をとりにいっているわけではないのですが、 同僚にとろうとしている人がいて、その中で敗血症時の横紋筋融解症はなぜおこるのか? と …
今日は朝から、なんとなく不穏な空気がありました。 手術に入るメンバーがどうとかはもうあまり感じなくなった年代であるのですが、 どうにもいろいろと不手際なことが多くて、 単純に知識不足から来るエラーなのですが、 それを外回 …
眼科の手術では基本中の基本である白内障の手術ですが、 マイクロを見ている時以外で眼球の立体構造を教えようと思っても、 なかなかうまく説明ができません。 私の病院の器械出し用のマニュアルは特に文章主体となっていてわかりにく …
別の仕事で色々と自己学習のため基礎から学びなおしていたら、なかなか投稿できませんでした。 今日は慢性腸炎から腹膜炎を起こし、その後敗血症となって貧血が生じたお話です。 敗血症になるとなぜ貧血がおこるのか?と後輩に聞くと、 …
今日は休日だったのですが、午後から脳外科の手術が入りました。 ここ1週間くらいはずっと脳外科に関わることが多いですね。 普段は入ることはないのですが・・・。 とはいえ、休日はどの手術にも対応しなければならないのですが。 …
毎日、毎日手術をやるのですが、 やはり超高齢化だなぁと実感する術後せん妄。 手術にくる患者さんがおじいさん、おばあさんで 70歳以上がほとんど。 せん妄ハイリスク因子としては ・70歳以上 ・全身麻酔 これだけでもハイリ …
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