本当に器械の進歩はすさまじいもので、肝前区域切除が腹腔鏡でできる時代がくるとは思いもよりませんでした。 もちろん術者の卓越した技術、経験も必要なんでしょうが、 やはり器械や知見の進歩がそれを実行させているなぁと思うわけで …
今日のお話はどこの施設でもできるってわけではないのですが、 最近の帝王切開の考え方について触れていきたいと思います。 さて、私が手術室に来たばかりの20年前までは帝王切開といえば、 縦切開、横切開かくらいの違いしか認識し …
私の病院は研修指定病院であり、医局の人事とも相まって 毎年4月になると約1/4の医師が入れ替えとなる。 外科医の数は同等くらい入れ替えとなるため、 それにより、新しい医師の考え方やくせに対応しなればならない。 なによりも …
今日は本当は静かな部屋で1日手術をやる予定だったんです。 しかも朝一番の手術じゃないので、午前中は器械出しの準備を手伝ったりとゆっくりした時間を過ごせると思ったんです。 金曜日だから、これくらいが楽でいいなぁと。 しかし …
今日も外回りのお話となります。 経験年数が重ねていくとどうしても外回りをする機会が多く、偏ってしまいますね。 しかし、気になったので今回も抜管がテーマです。 胸腔鏡手術による胸膜生検をしにきた患者さんなんですが、 9年前 …
本当につい最近まで知らなかったことなのですが・・・。 私は新卒で入職してからずっと同じ病院で働いています。 それなので、眼科の医師のほとんどがビトレクトミー手術をできるものと思っていました。 しかし、話を聞くとビトレ …
時代の流れで考え方が変わってしまったのか、 あるいは人材が育たないことにより、指導者層の意識が下がってしまったのか。 私が手術室に配属された18年前は眼科の局所麻酔手術の外回りに1年目の新人が入ることはなかった。 入った …
主に肺外科や食道の手術のときに使用されるダブルルーメンチューブ。 通常の挿管よりも介助の難易度は高いとされている。 私はとりわけのこの介助は好きな方で、気管支ファイバーの所見もみていて楽しめるし、 介助を苦痛と思うことは …
今日は久しぶりに、普段入らない婦人科(ギネ)の手術に入ったわけです。 ギネの患者さんは若い人が多く既往歴もほとんどないひとが多いので、外回りの気持ち的には楽なことが多いんです。 抜管をはやめにしてもその後しっかりと自発呼 …
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