新人教育のついて思うこと

2021年5月16日 0 Comments

私の病院は毎年多くの新人が入ってくる。

その中で手術室の配属となる4~5人くらい。

もちろん最近では希望して入ってくる人も多くなったけど、

多くの新人は希望しないで配属されてびっくりしたという人も多いようです。

もちろん指導する側も同じだけ必要になり、大体は3から4年目に割り当てられることが多いかなぁと思います。

かくゆう私はもうすでにキャリアがありすぎるため、

直接的な指導の役割はなく、安全かつ円滑に手術が遂行できるように

日々の手術を調整する役回りになります。

ただ、指導者になりたての子たちから相談をうけることはあるんですよ。

これで良かったのか。こういう対応は悪かったのではないかなどなど。

ジェネレーションギャップがあって指導が難しいなんてことも聞いたりますね。

ここからは私の持論になるので聞き流してもらっていいのですが、

結局のところ、人間対人間のコミュニケーションだし、

こと手術中の教育指導なんて、そこに文化の違いなどは多くは感じないし、

あるのは安心、安全に手術が終えるための指導や教育しかないかと。

だから、危ないことをやれば新人だろうと、医師に対してだろうと「危ない」と伝えるし、

すばらしいというスキルなら、医師のスキルだろうが、器械出しのスキルだろうが、外回りの予測性だろうが、すばらしいと言えばはいいと思っています。

やっていいことと悪いことがはっきりしている手術室にあっては、

それが全てだと思うので、教育指導についてはそこまで難しいと感じたことないんですよね。

厳密には難しいと感じる時期ではなくなったというべきでしょうか。

5年から10年目くらいまでのころはこういう言い方して傷つかなかったかなぁーなんて気にする時期もあったような気はしますね。

今はよく覚えてませんが・・・。

あとは手術に少しでも興味が持ってもらえるよう、他の指導者にはできないような

経験を1日1つはやらせてみようとか。そんな感じですか。

肝臓を触る機会あれば、術者に断って触らせてもらう。

先日の話からなら、ヘルニアポケットに実際に指を入れさせてもらうなど。

挿管なら喉頭展開の視野実際に見てもらって可能ならチューブを進めるところまでやってもらう。

術中なら実際にバッグを押してもらうなどなど。

体験型の教育をすれば、少なからず覚えてもらえることが多いし、

その後の教育の幅も広がっていいんだと思います。

やったことがあるっってのが強みになるんですよ。

もちろん、この医師ならやらせてもらえそうだなぁとかは普段から算段つけたり、

コミュニケーションをとったりしておくんですよ。

手術室に永くいていいところってそこくらいですからね。

そういう経験者をうまく使える新人は成長も早いかなと思います。

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